ジャズドラムで習得しておきたいテクニック
ジャズで使用するテクニックについて
ジャズドラムで使用するテクニックはいくつかありますが、ここでは重要な5つテクニックのみ説明しています。テクニックの習得はとても時間がかかるため諦めやすいです。時間をたっぷりかけて少しずつ練習してください。
絶対習得しておきたい5つのテクニック
①シングルストローク
右手と左手を交互に叩く方法です。
②ダブルストローク
腕を1回振って右手で2回、左手で2回ずつ叩く方法です。
動画 | ドラム譜 |
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1.最初はスティックを握っていますが、1打目を叩くと同時に中指・薬指・小指を開きます。 | |
2.スティックに接触しながら中指・薬指・小指を開けるようになるまで繰り返します。 | |
3.上記2が出来るようになったら開いた3本の指を握って2打目を叩きます。 |
③バスドラムのヒールダウン奏法
バスドラムを叩く時にかかとをペダルにつけたままつま先で叩く方法です。
動画 | ドラム譜 |
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1.最初はビーターをバスドラムの打面にくっつけている状態から始まります。 | |
2.次にかかとはくっつけたままつま先を浮かせます。このときつま先の裏はペダルと離れないよう浮かせてください。 | |
3.浮かせたらつま先で踏み込みます。 |
④スティックショット
スネアの打面にスティックのチップを立てて、もう一方のスティックで立てているスティックのショルダー部分を叩くテクニックです。
⑤クローズドリムショット
左手のスティックをスネアの上に寝かせ、スティックのショルダー部分でスネアのリムを叩くテクニックです。
動画 | ドラム譜 |
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1.左手のスティックを左手の親指・人差し指でつまみます。このとき中指・薬指・小指はスティックに触れません。 | |
2.左手のスティックをスネアの打面の上に寝かせ、左手の手首を打面に接触させたまま持ち上げます。 | |
3.スティックのショルダー部分でスネアのリム(枠)を叩きます。 |
テクニックのまとめ
ここで説明しているテクニックはよく使われる5つのテクニックです。テクニックの習得には大変時間がかかるものがありますので、たっぷり時間をかけて練習してください。
- シングルストローク
- ダブルストローク
- ヒールダウン奏法
- スティックショット
- クローズドリムショット
上記のシングルストロークとダブルストロークを使ったいろいろな組み合わせのフレーズをルーディメンツといいます。さらに上達したい方はルーディメンツをお読みください。