聴きやすいグルーヴを重視したジャズファンク
ジャズファンクについて
ジャズファンクとは通常のジャズで用いられるリズムの4ビートではなく、ファンクやR&Bのリズムの要素を取り込んだジャズです。リズムは主に8ビートや16ビートが用いられます。2・4拍のバックビートを強調し、よりグルーヴを前面に押し出したスタイルが特徴です。今までポップスを聴いていて、これからジャズを聴き始めようと思っている方には聴きやすいと思います。以下は代表的なドラマーになります。
代表的なドラマー
①バーナード・プリティ・パーディ

アメリカのドラマーです。主にファンクやR&Bの多くのレコーディングに参加しています。高校卒業後、ニューヨークで活動を始め、ジェームス・ブラウンなどの作品にも参加しています。独特のグルーヴで叩く16ビートやシャッフルは素晴らしいです。過去に日本のアイドルグループのSMAPの作品にも参加したことがあります。
②ハーヴィー・メイソン

アメリカのドラマーです。音楽家の父のもとに生まれ、4歳からドラムを始めます。バークリー音楽院で音楽を学び、ハービー・ハンコックの名盤「ヘッドハンターズ」に参加し有名になります。日本のフュージョンバンドのカシオペアのプロデューサーとしても活躍しました。現在はリー・リトナー、ネーザン・イーストと共にフォープレイというバンドで音楽活動を行っています。
そして様々なリズムを含んだジャズの集大成といっても過言ではないジャズに進化していきます。興味のある方はコンテンポラリージャズをお読みください。