様々なリズム・テクニックを取り入れた最先端のコンテンポラリージャズ
コンテンポラリージャズについて
コンテンポラリージャズとは前述したジャズの要素を含んだジャズと言えます。4ビート・8ビート・16ビート・ラテンのリズムなど様々なリズムが用いられ、技術的にもレベルの高いアドリブで演奏されることが特徴です。まさになんでもありのジャズです。過去のジャズが進化して、さらに発展した形だと言えると思います。2000年代になって発展してきたジャズになります。以下は代表的なドラマーになります。
代表的なドラマー
①ブライアン・ブレイド

アメリカのジャズドラマーです。幼い頃から音楽に触れながら育ち、高校でジャズに興味を持ちます。後にニューヨークのカート・ローゼンウィンケルなどの一流ミュージシャンを集め、自己のバンドのフェロウシップバンドを結成します。拍や小節にとらわれずに自由過ぎるプレイスタイルが特徴です。感情のすべてを両手両足を通してドラムに吐き出しているように叩くその音楽は世界中のジャズファンを魅了し続けています。テクニックなどの技術より、非常に音楽性が高いドラマーです。
②ジャック・ディジョネット

アメリカのピアニストであるドラマーです。マイルス・デイビスやチック・コリアの作品に参加し、現在はゲイリー・ピーコックと共にキース・ジャレットトリオにて活動しています。また幼い頃からピアノも学んでおり、ピアニストとしても作品を残しています。プレイスタイルは拍や小節にとらわれない自由なスタイルで、ピアノを弾けるためか「ピアノを弾くようにドラムを叩く」を言われています。ピアノもベースも演奏できるので音楽的に優れたドラマーです。
ここまで簡単にジャズを紹介してきました。しかし実際にどのようにジャズドラムを演奏していけばよいのかわからない方も多いと思います。ジャズドラムに興味のある方はジャズドラムとはをお読みください。